上京する際の物件探しで注意すべきこと〜

こんにちは、ナマケヌシです。

地方から上京する際に引っ越しについて、知らないことや不安っていっぱいありますよね。

自分も初めて部屋を探すときに苦労しました。

そんな人に事前に知っておいてほしいことをまとめてみました。

 

見てほしい人

・これから上京する人

・物件探しの時期を知りたい人

・いい不動産会社の見分け方を知りたい人

 

ということで、詳しくみていきましょう。

 

目次

  

1.物件を探す時期は?

通常であれば、1〜3月が繁忙期、6〜8月が閑散期になっています。

しかし、現在はコロナ禍なのでコロナ前と比べて1、2ヶ月程度後ろ倒しになっているそうです。

そのため、すぐに引っ越しをしないといけないというわけではない人に関しては、少し待って物件を探すのがいいでしょう。

 

繁忙期(1〜3月)

仕事で内定が決まったり、学校の入学等で上京する人が多くなる時期です。

そのため、人流が多く賃貸価格も高く設定されており、賃貸交渉に応じる大家さんは少ないです。

また、この時期は良い物件があれば空き予定というだけですぐに埋まってしまいます。

内見しないで契約する人が多いため、早いもの勝ちという状況です。

 

通常期(4~5、9〜12月)

繁忙期を終えてある程度落ち着いた時期でもあり、ゴールデンウィークに向けてカップルや家族が移動する時期になります。

この時期はある程度内見してから契約する人が多いので、何件か同時に内見すると効率良く良い家が見つかります。

ある程度自分で探し、不動産屋さんで「自分が調べた物件+不動産屋さんの紹介物件」を紹介してもらうといいでしょう。

 

閑散期(6~8月)

夏の暑い日が続くことや、梅雨の時期となります。

その時期に、引っ越しを行う人はあまり多くなく、物件も多くなる傾向があります。

大家さんもずっと空室でいることをよしとしないため、フリーレントを1ヶ月入れてくれたりと賃貸交渉がしやすい時期です。

自分が良いと思った物件であれば、フリーレントや家賃交渉などをしてみるのもいいかもしれません。

 

2.物件の選び方について

不動産会社の賃貸サイトを見て、店舗へ行く人が多いと思います。

その際に注意することは、「釣り物件」についてです。

 

不動産会社へ物件を問い合わせると「既に契約済みですので〜」と言われることがあります。

そのような物件は、お客様を店舗に呼ぶための物件であることが多いため時間の無駄になることがあります。 

そのような釣り物件を避け、無駄な時間を回避するには気に入った1件だけでなく複数件同時に問い合わせするといいでしょう。

もし、希望したものが釣り物件だったとしても同時に問い合わせした他の物件を紹介してもらえますし、不動産会社も検索する物件の傾向を把握することができます。

 

また、不動産会社の担当者は「自分の希望する家賃の上限+5000円」の物件を紹介してくることが多いです。

なので、不動産会社に伝える場合は家賃上限の5000円安く伝えると希望金額にあった物件を紹介してもらえるでしょう。

 

3.調べた物件を紹介してくれる不動産会社は1店舗だけ??他店舗で紹介は?

結論からすると、どの不動産会社でも紹介してもらうことができます。

一度、問い合わせしたからといって契約までその不動産会社でしないといけない。ということはありません。

借りたい物件の初期費用の見積もりを複数の不動産会社からもらうと比較・検討できるため、自分にあった不動産会社を選べます。

仲介手数料を安く抑えたいのであれば、他の見積書を持って仲介手数料0円の不動産会社を選択するのも一つの手段です。

 

4.家賃交渉等はできるの?

家賃交渉については、担当者次第です。

どの不動産会社でも家賃交渉や、初期費用を抑えてくれたりと、何かしらの交渉をしてくれる担当者はいます。

しかし、管理会社に交渉せず「家賃交渉や費用の交渉ができない物件です。」という担当者も在籍しています。

家賃については、管理会社やオーナーが判断するため、担当者の一存では決めることができません。

もし、交渉してくれない場合は交渉してくれる担当者がいる不動産屋を探しましょう。

 

また、仲介手数料は0.5ヶ月が基本ですが、借手の同意があれば1.0ヶ月分の請求ができます。

もし、1.0ヶ月分請求された場合は、値下げ交渉する他の不動産会社に行くことをおすすめします。 

 

余談ですが、管理会社と仲介会社の違いで交渉のしやすさが変わります。

参考程度に知っていてくれたらと思います。 

 

管理会社

・オーナーからの依頼で、入居者管理と建物の維持管理を代行することで委託手数料をもらう。

・入居者管理をしているため、家賃交渉がしやすい。

・建物の維持管理をオーナー自身がすることがあるので、仲介手数料の交渉は難しい。

仲介会社

・入居者とオーナーを結びつける役割で1件契約ごとに仲介手数料をもらう。

 そのため、仲介手数料の交渉はしやすい。 

・家主と繋がっていない場合が多いので家賃交渉は難しい。

 

基本的に家賃や初期費用の交渉をした後は必ず、記録(初期費用の見積書やメール等)を残すようにしましょう。

記録を残さないと押し問答になり、泣き寝入りすることがあるので注意してください。

 

まとめ

地方の方は何も知らないと思われて不要なものを勧められたり騙されたりすることが多くあります。

上京してきて嫌な思いをする前に知識の防具をつけて準備をしておきましょう。

何より重要なことは、メールや動画などで全てのやり取りを記録しておくことです。

今後、皆さんにとっていい物件との巡り合わせがありますように~。

 

★参考サイト

NPO法人の賃貸トラブルたすけ隊
https://www.t-toraburu.com/tag/search-room